もうすぐ暑い夏がやってきますね。
そろそろ暑さ対策も考えなくては・・・
人間の暑さ対策も必要ですが、犬や猫などペットの暑さ対策もしっかり考えてあげたいですよね。
我が家にはネコがいるのですが、毎年夏になると涼しい所を見つけては伸び切っていますw
人が家にいればいいけれど、猫だけで留守番させなくてはいけない場合は特に心配ですよね。
かといってエアコンつけっぱなしもちょっとな~という方も多いのではないでしょうか。
そこで、エアコン以外でできる猫の暑さ対策について調べてみました。
この記事では、
- エアコン以外でできる暑さ対策は?
- 猫の暑さ対策に使える便利グッズは?
- そもそも猫って暑さに弱いの?
- 猫の暑さ対策で注意することは?
という内容でまとめていこうと思います。
猫の暑さ対策/エアコン以外でできる方法は?
実は、猫って涼しい場所を見つける天才なんです。
我が家の猫たちも涼しい場所を見つけてはゴロゴロ・・・
冷たい床などに接する体の面積を少しでも多くしようと体を最大限まで伸ばしていますw
なので、エアコンなしでも暑さ対策をすることは十分できますよ(^^♪
猫だけでお留守番させなければいけないことって多いですよね。
仕事や学校へ行くため一日留守にすることも多いと思います。
ということで、エアコン以外でできる猫の暑さ対策はこちら。
- 行動範囲を広めにしてあげる
- 遮光カーテンで直射日光を避ける
- 保冷剤などを使って涼しい場所を作ってあげる
- 便利グッズを使う
- こまめなブラッシング
- 水分をたくさん飲めるようにしておく
- トイレを清潔に保つ
行動範囲を広めにしてあげる
猫は涼しい場所を見つけるのがとっても上手なので、自分でお気に入りの涼しい場所を見つけられるように行動範囲を広げてあげましょう。
特にトイレやお風呂などは涼しいと感じるようなので解放してあげるといいかもしれません。(トイレはちょっと抵抗が・・・)
注意点としては、トイレは蓋を閉じて、お風呂は水を抜いておくということです。
間違えてお風呂などに落ちてしまったら大変ですよね(>_<)
これは暑さ対策だけでなく普段から気を付けたいですね。
クローゼットや押し入れなど暗くて狭い場所も大好きです。
さらに涼しいとなればなおヨシ!
服とかイタズラされちゃう~という心配もあるのでなかなか難しいかもしれませんが(;^_^A
遮光カーテンで直射日光を避ける
最近のカーテンはとても機能的なものが多いですよね。
花粉をブロックできたり遮光機能が付いていたり。
夏の暑い時期にはこの遮光カーテンも効果が期待できます。
最近の遮光カーテンは室内が暗くなるほど高性能なものが多いので、少し隙間を開けた状態でカーテンを閉めておくのがいいのではないかと思います。
保冷剤などを使って涼しい場所を作ってあげる
生ものやケーキを買うと付いてくる保冷剤・・・
冷凍庫でカチコチになっていることありませんか?
そんな時は、タオルに包んで猫のベットなどお気に入りの場所にこっそり置いておくだけでも暑さ対策になりますよ。
注意が必要な点は、必ずタオルで巻くということです。
保冷剤を直接使うと体が冷えすぎてしまう可能性があるし、猫がガブガブして穴が開き中身が出てきてしまう可能性があります。
なので、ペットボトルに水を入れて凍らせたものもおすすめですよ(^^♪
しっかり蓋を締めておけば開けられる心配はないですし、よほどの強い力でなければ穴が開いてしまうこともありません。
便利グッズを使う
猫の暑さ対策には便利グッズがたくさんあります。
タオルで巻いたり、水を入れて凍らせたりが手間だという方は猫専用のグッズを用意してみるのもいいのではないでしょうか。
ヒンヤリマットやアルミや大理石でできたプレートなどなど、カワイイ暑さ対策グッズで涼んでいる猫ちゃんを見たらキュンとしてしまいそう♡
この記事でも便利グッズを紹介しているのでぜひチェックしてみてください(^^♪
こまめなブラッシング
猫は人間のように汗をかくことができません。
なので体に熱がこもらないようにこまめにブラッシングをして余計な毛を取り除いてあげましょう。
猫の換毛期は3月頃と11月頃の季節の変わり目がピークだと言われています。
猫の健康チェックのためにもこまめなブラッシングは大切なのです。
特に、3月の換毛期は冬のフワフワな毛がゴッソリ抜けるということもるので、暑い夏に向けていつも以上にこまめにブラッシングしてあげたいですね。
水分をたくさん飲めるようにしておく
猫は体温調節を口でも(呼吸で)行うそうです。
なので、お水を飲むだけでも暑さ対策になるんですね。
常に冷たい水を用意するのが理想なのですが、一日留守番となれば帰ってくる頃には常温になってしまうのは仕方ありません。
ですが、飲む水がなくなった!ということだけにはならないように夏の暑い時期は普段より多めに準備しましょう。
トイレを清潔に保つ
猫はおしっこをするだけでも暑さ対策になっているんだとか。
おしっこをすることで体温低下の効果があるそうです。
猫はキレイ好きな動物としても知られていますよね。
なのでトイレが汚いとストレスを感じてしまう猫もいるんです。
トイレが汚いと我慢してしまう場合もあるんですって!
なので、出来るだけ清潔に保ってしっかりトイレに行ける環境にしてあげたいですね。
多頭飼いの場合は最低でも1匹につき1つのトイレを用意してあげた方がいいと思います。
理想は、猫の数+1つのトイレの数なんだそうですよ。
快適なお留守番のためにしっかり環境を整えてあげたいですね。
猫の暑さ対策に使える便利グッズ
ここでは猫の暑さ対策に使える便利グッズを紹介していきたいと思います。
夏用ペットベット
正面はメッシュで裏面はパイルになっています。
通気性がいいので快適にお昼寝できそうですね。
サイズも豊富なので猫ちゃんにピッタリフィットするものが見つかりそうです。
おすすめポイントは、ベットの淵が少し高くなっているということです。
我が家の猫たちはこの段差が好きらしく枕のようにして頭を乗せて寝るのが好きみたい。
手洗い可能なので汚れても洗って清潔に使うことができますね。
アルミ製快適スノープレート
こちらは、アルミ製のひんやりマットです。
シンプルなデザインで雪だるまのワンポイントがとってもカワイイですね。
猫って爪とぎするので素材によってはボロボロにされてしまう可能性もあります。
ですが、このスノープレートはアルミでできているので爪とぎされる心配はいりません。
自分が猫だったらスノープレートの上で一日昼寝したい♡
最初は怖がって乗らなかったという声や、自分(猫)の爪の音が気になって数回しか使わなかったという声もありました。
確かにアルミと爪がこすれる音を想像するとゾゾっとしてしまう気持ち分かるw
猫ちゃんの性格によっては使えなくなってしまう可能性もありそうですが慣れてくれたら置くだけでいいし、汚れも拭き取りやすいので使いやすいアイテムだと思います。
石のクールマット
こちらは花崗岩でできているクールマットです。
アルミのクールマットと同様爪とぎされる心配はありませんね。
1枚2.2kgとちょっと重そうですが、その分ひんやり感が持続しそうな気がするのは私だけでしょうかw
サイズは30㎝の正方形なので、猫1匹につき2枚ほどほしいところです。
天然石ということなので猫の肉球にもフィットして早く慣れてくれそうですね。
ひんやりクール猫鍋
これが本当のネコ鍋!って感じですね。
アルミ製なのでボロボロになることもないし、水洗い出来て衛生的です。
なんといってもデザインがカワイイ♡
ネコ鍋に入ってお昼寝している姿はキュンキュンしますね(*^^*)
猫ってダンボールやカゴなど何かに入ることが大好きなので、このネコ鍋にもすっぽりハマってくつろいでくれそうです。
ここまで便利グッズを紹介してきましたが、猫って何考えてるか分かりませんよね(*_*)
気に入ると思って買ってきたオモチャには全く興味ないのにさもないゴミみたいなものがお気に入りのオモチャになったり・・・
快適な眠りを!と思って買ってきた猫用ベットには足も踏み入れないのに荷物が入っていた段ボールで爆睡・・・
などなど何が気に入るかは猫次第という心配があります。
なので暑さ対策もまずは出来るだけ費用を抑えたアイテムから試してみた方がいいかもしれません。
猫は暑さに弱いの?猫が快適な状態とは?
猫ってそれほど暑さに弱くない動物なんですって。
実は、猫のご先祖様って砂漠出身なんです!
砂漠出身なのだからむしろ暑さには強いのでは?と思ってしまいそうですねw
ですが、注意が必要なのは湿度なんです!!
特に高温多湿になる日本の夏は苦手なんだとか。
人間にも熱中症があるように、猫にも熱中症があるんです。
なかでも、子猫は体温調節がヘタクソですし体力も少ないので要注意ですね。
なので、除湿器などを置いたり、窓や扉を開けられる状態ならこまめに換気して湿度が高くなりすぎないようにするのがよさそうです。
エアコンや扇風機を使って暑さ対策をする場合も注意が必要です。
人間が快適だと思う温度は25℃前後だそう。
一方、猫が快適だと思う温度は27℃前後で少し高めなんだとか。
なので、エアコンの設定温度は26℃~28℃くらいがおすすめです。
さらに、除湿機能を使ったりドライで運転できるといいかもしれません。
扇風機を使う場合は猫に直接風が当たらないように工夫する必要があります。
扇風機の風を嫌がる猫も少なくないようなので空気を循環させるという意味でやや上向きなどにして使えるといいですね。
また、猫は動くものが大好きなので、扇風機を使う場合はカバーを付けるなど手を入れてしまわないような工夫もしてあげましょう。
猫の暑さ対策の注意点は?
猫の暑さ対策の注意点については今まで読んでいただいた中にあったと思いますが、ここでもう一度確認しておきましょう。
- 便利グッズを使用しても使ってくれない可能性がある
- ジェルタイプのひんやりシートは穴が開いて中身が出ないように気を付ける
- 暑さよりも湿度に注意してあげる
- 快適だと感じる温度は27℃前後
- 扇風機を使う場合はカバーなどを付け直接風が当たらないようにしてあげる
- 水分をしっかりとれる用意しておく
- トイレを清潔に保つ
- 猫の熱中症に気を付ける
しっかりと暑さ対策をして快適な夏を過ごさせてあげたいですね。
猫の熱中症の症状は?
しっかりと暑さ対策をしていても熱中症になってしまう猫ちゃんもいるかもしれませんよね。
そんな時は猫の熱中症の症状を把握して少しでも早く治療してあげなければいけません。
ということで、猫の熱中症の症状についてまとめてみました。
- 元気がない
- 意識が朦朧としている
- 食欲がない
- 口を開けてハアハアと明らかに普段と違う呼吸している(猫は犬のように口を開けて呼吸しません)
- 耳や肉球が熱い
- ふらふら歩いている
- 大量のヨダレが出ている
- 脈拍・心拍数が増加している
- 目や口腔粘膜が充血している
- 目球が不規則に動く
- 嘔吐する
- 下痢・血便がでている
- 痙攣している
どれも心配な症状ばかりですね(>_<)
下の項目にいくにつれて深刻な症状になっているので思い当たる症状が複数ある場合はすぐに対処してください。
猫が熱中症になってしまった時の対処方法
まずは体温を下げることが大切です。
子供が熱を出してしまった時のように、濡らしたタオルを使ったり保冷剤やクールまくらなどをタオルにくるんで冷やします。
大きな血管が流れている太ももの間や脇の下などを重点的に冷やすと効果的です。
注意が必要なのは体温が下がりすぎないようにすることです。
最悪の場合、命を落としてしまうこともあるので、こまめに体温を測り39度以下にならないよう気を付けましょう。
お水が飲める状態なら飲ませてあげてください。
ですが冷たすぎる氷水などはNGです!
急激に体温を下げすぎると命の危険があります。
自力で飲めない状態の場合は早めに動物病院を受診した方がいいでしょう。
熱中症になってしまったかも!?と思ったら、30分~60分以内に体を冷やすなどの処置をしてあげることが理想的です。
ですが、一日留守にしていて帰ってきたら猫ちゃんの様子がおかしい(>_<)
という時はすぐに動物病院へ連れていく必要があります。
万が一のために猫の熱中症の対処法を知っておけば慌てずに対応することができるのではないでしょうか。
猫の暑さ対策/エアコン以外でできる方法は?便利グッズやペットボトル・保冷剤の使い方は?まとめ
いかがでしたでしょうか?
猫はそれほど暑さに弱くはないですが、熱中症などの心配もあるのでしっかりとした暑さ対策をしてあげたいですね。
エアコン以外でもできる暑さ対策はたくさんあります。
ひんやりアイテムを使ったり、猫の体調を整えてあげたりと、しっかり暑さ対策を行って暑い夏を乗り越えましょう!