小岩井のビン牛乳が販売終了するということでその理由が気になります。
銭湯などで親しまれている人気の小岩井ビン牛乳ですが、なぜ販売終了してしまうのでしょうか。
小岩井のビン牛乳ファンとしては、とても寂しいです。
SNSなどでも、小岩井のビン牛乳の販売終了に対して悲痛の声が多く上がっていました。
この記事では、人気のビン牛乳なのになぜ販売終了してしまうのか、ビン牛乳の販売終了理由についてまとめていきます。
小岩井のビン牛乳販売終了の理由
2021年3月25日に小岩井乳業からビン牛乳の販売が終了するとの発表がありました。
4月からは紙パックの新容器で製造されるそうですが、なぜビン牛乳の販売が終了してしまうのかという理由について調べてみました。
すると、小岩井のビン牛乳が販売終了してしまう理由として3つ考えられそうです。
ビン牛乳販売終了は寂しすぎる・・・
ビン牛乳販売終了理由:ガラス瓶のデメリットが多い?
まず、ビン牛乳の販売終了の理由として考えたのが牛乳を入れる容器にビンを使うことのメリットが少ないからではないかということです。
そこで、ガラス瓶と紙パックのメリットデメリットについて調べてみました。
まずガラス瓶を使うメリットデメリットは・・・
【ガラス瓶のメリット】
- 保存力がある
- 見た目の雰囲気が良い
- 牛乳の味が落ちにくい
- 中身が見える
【ガラス瓶のデメリット】
- コストが高い
- 処分が面倒
- 落とすと割れてしまい危険
- 重い
このようなことが挙げられます。
消費者からすると、瓶で飲む牛乳は紙パックの牛乳に比べて美味しいと感じることが多いですし、銭湯などで飲むビン牛乳は最高ですよね。
ですが、製造する業者さんにとってガラス瓶はコストがかかりますし、あまりメリットがなさそうです。
続いて紙パックのメリットデメリットは・・・
【紙パックのメリット】
- コストが安い
- 捨てやすい
- 落としても割れにくい
- 小さい子供でも扱いやすい
【紙パックのデメリット】
- 長期保存が難しい
- 中身が見えない
- 飲料に紙の味や成分が付きやすい
ということが考えられそうです。
こうなると、紙パックの方が業者さんにとってメリットが大きそうです。
消費者にとって味は重要!!
ですが、ビン牛乳が美味しいとは思うけど紙パックの牛乳がマズイとは思いません。
牛乳好きだし紙パックでも美味しい!
なので消費者にとって紙パックの牛乳は大きなデメリットというのはなさそうな気がします。
ビン牛乳販売終了理由:コストの問題
では、実際にビン牛乳と紙パックのコストの違いがどのくらいなのかについて調べてみました。
すると、ビン牛乳は紙パックの牛乳に比べて
約2倍!!!
のコストがかかるそうです。
なぜ、そんなにもコストに違いがあるのかというと、ビンの再利用にかなりのコストがかかるとのこと。
ビン牛乳の瓶の使用後の流れを簡単にまとめると、
- 空いた瓶を回収し洗浄&殺菌
- キズや汚れのないビンは再使用
- キズや汚れがあるビンは砕いて新しいビンにリサイクル
という感じ。
なので、ビン牛乳は新たに瓶を使用するまでにかなりのコストがかかるようなのです。
再利用の瓶となると、衛生面でもかなり気を付けなければいけないと思いますし紙パックを利用する方が楽&低コストなことは目に見えてしまいますよね。
ビン牛乳販売終了理由:家庭での需要が少ない?
ここまでは、ビン牛乳のメリット・デメリットやコストについて紹介してきましたが、家庭での需要についても考えてみました。
銭湯などでよく見かけるビン牛乳ですが、スーパーなどで売られているのは、ほとんどが紙パックの牛乳ですよね。
もしも、スーパーへ行ってビン牛乳と紙パックの牛乳が並んでいたとしたら迷わず紙パックの牛乳を買う人の方が多いのではないでしょうか。
牛乳を毎日飲む家庭が多いと思いますが、世のお母さん方はだいたい1リットルの牛乳パックを買うと思います。
1リットルの牛乳パックでもそこそこな重さなのですが、もし1リットルのビン牛乳を買うとなったら大変。
お買い物しても重たくて持ち帰るのに苦労しますし、家庭での処分となるとチョット面倒ですよね。
実際に1リットルのビン牛乳ってほとんど見たことない。
そうなると、ビン牛乳の需要って家庭では少なく、銭湯などに限られるてしまうと思うのです。
確かに、ビン牛乳は何となくカワイイし銭湯でお風呂上りに飲むならビン牛乳!!
ですが、毎日銭湯に行って牛乳を飲む人は少数派な気がしますし、子どもがいると牛乳よりもジュース!となってしまうことが多いのではないでしょうか。
このことから、業者さんにとって需要が限られてしまうビン牛乳を製造し続けるメリットってほとんどなくなってしまうと考えられます。
ちなみに、牛乳瓶がカワイイから後で何かに使えそう♪ということで瓶の牛乳を購入する方もいるみたい。
実際にこんな商品もあるので、牛乳瓶の需要はあるのかもしれません。
この牛乳瓶に17℃以下の飲み物を入れるとパンダ&ペンギンの白い部分が黒くなるんだって!めちゃくちゃカワイイ♪
小岩井のビン牛乳販売終了!人気商品なのになぜ?
小岩井のビン牛乳が人気商品なのになぜ販売終了してしまうのかというと、コストがかかるということが大きな問題になっているのではないかと思います。
ですが、銭湯でのビン牛乳はかなり人気なんですよね。
SNSなどでは、小岩井のビン牛乳が販売終了というニュースに対して悲しみの声が。
- 悲しい・・・
- 寂しい・・・
- お風呂上りになに飲めばいいの!?
- 時代の流れだから仕方ない・・・
などなど、小岩井のビン牛乳販売終了に対する声が多く上がりました。
ビン牛乳ファンの方にとっては、お風呂上がりの一杯が飲めなくなってしまうのはとても寂しいです。
銭湯のように、ビン牛乳の需要が高いところもありますが販売終了の理由としてコスト面が一番大きいのではと考えると仕方がない気がします。
小岩井のビン牛乳の販売は、2021年3月いっぱいとなるそうなので、それまでにビン牛乳をしっかり味わっておきたいですね。
ちなみに、お風呂上がりの牛乳はビン牛乳が理想だけど・・・銭湯の雰囲気漂う紙パックの牛乳もありますよね!
家庭でも簡単に手に入りますし、紙パックの牛乳があることで自宅でも銭湯っぽい雰囲気が楽しめるというのはいいかもしれません♪
小岩井のビン牛乳販売終了の理由|まとめ
小岩井のビン牛乳販売終了の理由について考察してきました。
一番の理由は、コスト面だと考えられます。
家庭ではあまり馴染みがないビン牛乳ですが、銭湯での人気は抜群です。
銭湯で小岩井のビン牛乳が飲めなくなってしまうのは寂しいですが、仕方ないのかもしれません。
小岩井のビン牛乳が販売は、2021年3月いっぱいとのことなのでそれまでにたくさん味わっておきましょう。