9月5日に放送される「世界くらべてみたら」では世界の夜食が登場します。
タイのお粥・インドの焼きそば・ロシア風餃子・イランスイーツ…
世界でもいろいろな夜食が食べられているんですね。
そこで、番組にも登場するお粥ですが、おじやとの違い知っていますか?
他にも雑炊やリゾット…見た目は似ているけど、違いって何なのでしょうか。
この記事では、お粥とおじやの違い、そして、夜食に食べるならどちらがおすすめなのかをまとめてみました。
お粥とおじやの違いとは?
お粥とは?
お粥とは、お米(うるち米)などの穀類や、豆類、芋類などを多めの水で煮た料理です。
お粥の上澄みは重湯(おもゆ)と言います。
塩や卵などで味付けされ、比較的薄味です。
ご飯に対する水の量で、出来上がりの状態が変わります。
全粥:お米の5倍量の水で炊く→重湯なし
七分粥:お米の7倍量の水で炊く→全粥7:重湯3
五分粥:お米の10倍量の水で炊く→全粥5:重湯5
三分粥:お米の20倍量の水で炊く→全粥3:重湯7
離乳食の初期段階では五分粥(10倍粥)を食べさせてたな~。なんて思い出しました( ´∀` )
おじやとは?
おじやとは、雑炊と同じ意味で用いられることが多いようですが、地域によっては別のものとして扱われることもあるようです。
もともとは、雑炊のことを意味する女房言葉でしたが、現在では、ご飯の粒が残らなくなるまで煮たものとされているようです。
雑炊とは?
雑炊とは、だし汁に炊いたお米と肉や野菜、きのこ類などを入れ、醤油や味噌などで味付けして煮た料理です。
鍋料理のシメなどに食べることも多いですね。
まとめると…
お粥は、生のお米を多めの水で炊いたもので、他の食材はほとんど使わず、薄味。(離乳食では、炊いたご飯でお粥として作ったりもします。)
おじや・雑炊は、炊いたご飯をだし汁で肉や野菜などの食材と一緒に煮て味付けしたもの。
という感じでしょうか。
おじやと雑炊の違いは?
おじやと雑炊は基本的には同じ意味で用いられることが多いそうですが、それぞれ由来や作り方に違った特徴があるようです。
- おじや
おじやの由来は、お米を煮る時の音が「ジヤジヤ」と聞こえ、それに「お」を付けたのだとか。
作り方としては、炊いたご飯を洗わずにそのままだし汁や食材を入れ煮ます。
ご飯のつぶつぶがなくなるまで煮ることもあるようで、お年寄りや小さな子供も食べやすく、消化しやすくなり、水分が少なくなるので溶けだした栄養素をとりやすくなるそうです。
- 雑炊
雑炊の由来は、ご飯に水を加えて炊いたものを「増水」と呼んでことだそうです。
その後、いろいろな食材を入れるようになったことで「雑炊」と言われるようになったんだとか。
作り方としては、炊いたご飯を一度洗ってぬめりをとってから調理します。
そうすることで、スープがさらさらになり、ご飯の味がしみこみやすくなるそうです。
基本的には同じものなので、どちらがお好みか?ということで作り方を変えてもいいですね。
夜食におすすめなのは?
お粥・おじや・雑炊の特徴をみると夜食におすすめなのは、食べる人の好みや状況により、どちらかが絶対いい!というのはなさそうです。
ダイエット中の方は、カロリー少なめなお粥、受験生など栄養を付けたい方はおじやや雑炊。
どちらにしろ、消化にいい料理と言えそうなので、夜食として食べるのはおすすめなのではないでしょうか。
お粥とおじやの違い まとめ
お粥とおじやは、作り方や使う食材、味付けによる違いがあるというこ都が分かりました。。
どちらにしろ、消化に良く子供からお年寄りまで気軽に食べられる料理ですね。
体調を崩したときや、夜食などには向いていると言えそうなので、いろいろなバリエーションで作ってみたいですね。